2008/4/23

長野県諏訪郡下諏訪にある毒沢鉱泉”神乃湯”に行って来ました。
中央高速から長野道 岡谷ICから約20分ぐらいのところにある温泉です。
日本秘湯を守る会会員の宿です。



八ヶ岳のふもとに拡がる大自然の中、老杉がうっそうと生い茂る毒沢仙狭に位置し、
古くから湯治の温泉として知られる、毒沢鉱泉の「~乃湯」。
450余年前の永禄年間に、武田信玄が金発掘の際、怪我人の治療に利用したとされ
信玄ののかくし湯でもあった「神乃湯」は、純然たる治療・保養・湯治の旅館で
数多い信州の温泉旅館の中でも稀少な存在として知られています。

毒沢鉱泉には、この「神乃湯」の他に「宮 乃湯」、「沢乃湯」という宿がありますが、
ここ「神乃湯」は、小高い樹林の中に建っているため、まさに一軒宿の趣きがある。
「毒沢」というおどろおどろしい名は、昔、ここに金鉱があったため、
人を近づけさせないために敢えて付けられたらしい。






〒393-0091
長野県諏訪郡下諏訪町社7083
 TEL:0266-27-5526

毒沢鉱泉 神乃湯 HP

ロビー


休憩室


布袋  慈恵と和合の神様

フロント
日帰り入浴  10:00〜21:00 (土曜は15:00まで) 大広間で休憩できます
21:00までであれば特に時間制限は無いようです
大人 700円 (次回以降使用可能な200円引券をいただきました)





温泉入口
 手前男湯・奥女湯

女湯 (野生のムササビを見ているママがいます)
小さな浴槽は冷泉(源泉)です。 茶色の浴槽は、加温するとこの色になるそうです。
入浴方法は、温冷浴を3〜4回繰り返すと良いとされ、自律神経を調える効果がある
しかし、冷泉は2℃なので、なかなか、入れません。






男湯  つくりは同じ(逆)です

泉質 : 含鉄((監))-アルミニウム-硫酸塩冷鉱泉(酸性低張性冷鉱泉) pH2.5
泉温 : 2℃(気温2℃)
鉱泉の効能 : 飲用  貧血・慢性消火器病
適応症 神経痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき
・慢性消火器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復・慢性皮膚病








昭和9年医薬に見放された幼少の先代館主が鉱泉によって救われて以来より
一層評判が高まり、各地から湯治に訪れる人々でにぎわうようになった。
3年後の昭和12年には日本の自然鉱泉中の売薬許可第16569号
(現在では自然湧出物の許可制度は廃止されている)を受けたそうである。

飲んだ感じは、レモンのような酸味と苦味がありました。
ままは、貧血性なので、いっぱい飲んだそうです。ぱぱは、ちょっとだけにしました。





脱衣所



最低限のアメニティーは揃っています

到着した時に、ご主人が「珍しいものが見れるからお風呂に来てごらん」と
案内されると、ムササビがいました。

このデッキの上の梁で寝ていたら誤って下に落ちて、寝ぼけているらしいのです。


お風呂の前の大きな木には、巣箱が
ふたつあり、この騒ぎに他のムササビも
巣箱から出ようとしていました。

それぞれの巣箱から一匹づつが出てきて
他の木へ飛んでいき、落ちたムササビ
は、梁の上に戻りました。

合計で3匹を目撃しましたが、ご主人も
3匹をいっしょに見たことがなかった
ようです。



巣箱から出てきた一匹は、巣箱から遠くの木へ飛んでいきました。
手足を広げて飛んだ姿をはじめて見ることが出来ました。 白丸のところにいます。
(拡大したのが右の写真)





ムササビに出会えたり、茶色の温泉に入浴したり、楽しい時間が過ごせました。
次回は、200円引きになりますので、近くに遊びに行った時に立ち寄ります。




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