2007/11/29 今日は、自宅から車で約50分の下部温泉に行って来ました。 下部温泉には日帰り入浴が出来る温泉が少ないのですが、HPで探して下部ホテルに決めました。 下部温泉郷とは、五老峰と俗称川向山とにはさまれた山合いにあって、毛無山を水源とする下部川の両岸に 旅館と商店が並んだ下部温泉駅付近のことです。 下部温泉の歴史は古く、一説によれば景行天皇の御代(西暦71年〜130年)に、国内巡視のために 訪れていた甲斐国造(かいのくにのみやつこ)の塩見によって発見されたと言われております。 そしてその頃「塩見の湯」と名付けられ、それが長い年月を経るうちに訛って、いつしか「下部の湯」となったと いう説があり、およそ2000年もの間、親しまれ愛され続けています。 ◆武田信玄公の時代 武田信玄公が戦いで傷ついた兵の治療に当てた信玄公隠し湯として、また、又 川中島で負傷し た 信玄公が傷を癒したことはつとに有名です。 ◆近年 徳富蘇峰、横山大観、井伏鱒二をはじめ多くの有名人に下部温泉は愛されています。 石原裕次郎がスキーで怪我した時下部温泉に治癒のため逗留しました。 大相撲の力士や野球の選手等多くのスポーツ選手が、怪我の治癒やリハビリに訪れます。 昭和30年代に国民保養温泉地に、平成に入り国民保険温泉地に指定されました。 下部ホテル ■日帰り入浴 時間は11:00〜15:00 大人 1050円 子供 525円 これまでの単純泉、硫黄泉に加え、ほたるの湯「檜露天」に新たに「高温源泉」(アルカリ性単純温泉)を引湯。 3つの泉質の温泉を、11の湯船を楽しめます。 今日は、殿方の湯の写真を紹介。 新たな『高温源泉』は婦人のほうでしたので、ぱぱは入浴できませんでした。 残念!! 注 : 殿方と婦人は時間で入れ替えになります 12:30ごろ行ったのですが、団体さんが出た後で、誰もいませんでした。 庭園内より自噴している『単純硫黄泉』 少し低めの温度で、硫黄臭がして湯ノ花が浮いていました。 『単純泉』 丁度良い温度の温泉です 下部温泉は、昔から飲むと胃腸をはじめ消化器系に良いとされています。 胃潰瘍を患われた方が温泉を飲み回復されたなどの話もあるほどです。 一日にコップ1杯から5杯程度(大人で)が目安だそうです。 露天風呂 『単純泉』『硫黄泉』露天風呂 どれに入っても気持ちが良く。 身体がぽかぽか温まりお肌スベスベでした。 脱衣所とミネラルウォーターのサービス 庭園を眺めながらの足湯 ■館内にある石原裕次郎の写真 石原裕次郎が、右足首骨折のため、下部ホテルを訪れたのは昭和36年。 志賀高原でスキー中、粉砕複雑骨折する事故に遭い、医師より切開手術を勧められたが、 メスを入れることを嫌い、温泉療法の道を選びました。 全国の著名な温泉地を候補に、周囲の勧めと自らの意志で当地下部温泉を選んだのです。 6月3日から7月25日まで、まき子夫人の手厚い看護を受けながら約1ヶ月半にわたり 温泉療養と歩行訓練を続け、驚異的な回復ぶりを見せたそうです。 その当時の写真などが沢山展示してありました。 Back |